テクノロジーでメディアを変える

 マーケティングプラットフォーム本部 部長

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Q.現在の業務は?

パシフィック・メディア・パートナーズというグループ内のアドテクノロジー領域を専門に取り扱っている子会社で業務に携わっております。
パシフィック・メディア・パートナーズでの中心事業はコンテンツマチックというレコメンドウィジェット型ネイティブアドネットワークです。
アドネットワーク領域について知らない方からするとすごく難しく聞こえてしまうかもしれません、簡単にいえば、ユーザーにあった広告をコンテンツと違和感がない形でユーザーに提供する広告ネットワークを運営しております。
メディア上のコンテンツと広告を違和感なく結びつけることをテクノロジーを通じて実現する事業ですね。

 

アドテクがどこまで進化しても主役はコンテンツ。

Q.メディアにテクノロジーを導入する必要性とは?

メディアでやれることはテクノロジーを導入することで広がっていくんですよ
コンテンツを適切なユーザーに、適切なタイミングで届けることを助けるのがメディアにテクノロジーを導入する意義。
例えばサイトを訪問している人の性別や年齢、どこに住んでいるのか、どんな記事をよく読んでいるか等の情報を基に、どんなコンテンツをユーザーに届けるべきかを自動的に判断するんです。
ユーザーに合わせてコンテンツを最適化することはメディアを取り巻くテクノロジーの重要な役割の一つです。
とはいえコンテンツを創ることはテクノロジーではまだ代替できない部分です。
意外とみんな忘れがちだと思いますがアドテクがどこまで進化してもメディアの主役はコンテンツであることは変わらないです。

学び続けないと置いて行かれる

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Q.変化の早いアドテク領域についていくためには?

テクノロジー業界は動きが早いので、一時でも学びを止めると業界の流れから置いて行かれてしまいます。だからこそ学び続けることが必須です。
テクノロジーの力を充分に発揮できるかどうかは、使う人の知識にかかっています。
テクノロジーはあくまでツールですから使う人が、未熟では本来の力が出せません。
実は現状のアドテク領域では競合のプレイヤー間のテクノロジーには実はそれほど差がないんです。
だからこそテクノロジーを使う担当者が、どれだけうまく使いこなせるかかが効果をわける大きなポイントとなっています。どれだけ勉強したかが成果に直結してしまうので、なおさら勉強はかかせません。
具体的にはアドテクの本やカンファレンスに積極的に参加していくことで、積極的に情報を収集しています。
収集するのみでとどまらずに、集めた情報を基に競合のプレイヤーに自身の考えをぶつけてみることも行っています。知識を貯めるだけでなく実際に発信することで知識を咀嚼することが重要です。
インプットとアウトプットを繰り返していくことが学びには必要だと思っています。

 

テクノロジーを普及させるコツは相手のことをよく理解できるか

Q.メディアの人はテクノロジーにあまり興味がない?

テクノロジーをメディアの現場サイドに普及させていくのには苦労が多いです。
普及のポイントはいかに咀嚼して、わかりやすくメディアサイドに伝えていけるかが最も重要なポイントです。
テクノロジーの話をそのまましても絶対に伝わりません。なので伝わらないことを前提としてわかりやすく話をしています。
例えばオーディエンスターゲティング(ユーザーの属性に合 わせて、出すコンテンツを変える)という技術があります。この技術を利用すれば、20代女性で、ファッションと表参道に興味が強いユーザーに、昼の12時から14時にコンテンツを届けるなんてことができるようになります。これってつまり、表参道でおしゃれな20代の女性に向けて、チラシを配るのと同じことができるんです。ここまで具体化して説明できないといけません。
どんな技術があるか、どうすごいかよりも、どんなもので具体的にどんなことができるかを現場には説明してあげなければいけません。
相手のことをよく理解して表現できるかが最も重要なポイントですね。

 

メディア×テクノロジーでやりたいことは次々出てくる

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Q.今後取り組んでみたいことはありますか?

アドテクのみにかかわらず、メディアとテクノロジーが関わる領域で次々に新しい事業を展開していきたいと思っています。
テクノロジー業界のスピードは早いので次々に新しいことをやっていかないといけないですよね。
実際、テクノロジーにはまだまだやれることが多いとも思っています。
新しいテクノロジーが出現して、それについて勉強していくうちに、こんなこともできる、こんなことやれたら面白いとワクワクすることがたくさんあります。
これからも次々にメディアとテクノロジーが関わる領域で事業創造していきたいですね。