Y.N
2018年新卒入社。研修後、アドテクノロジーを用いた広告表示の最適化を行う部署に配属。2年目の10月から、同部署にてユニットマネージャーを務める。現在は9名の部下を束ねながら、日々ウェブメディアの広告収益化に取り組んでいる。大学では、太陽光発電を研究。
「可能性の引き出し」を、ビジネスにしたい
——まず、学生時代になぜINCLUSIVEに入社しようと思ったのか、教えてもらえますか?
学生時代から自分の人生の目標として考えていた、「可能性の引き出しを、ビジネスとして形にし、継続させるスキームを作れる人になる」ということが実現できると思ったからです。
もともと、「可能性の引き出し」に魅力を感じることが多くて、学生時代の研究に太陽光発電を選んだのも、毎日降り注ぐ太陽光をエネルギーにできるという可能性を、形にしたかったからでした。
でもその中で、ただ太陽光パネルというプロダクトを作るだけでなく、マーケティングも必要だと思うようになって。「良いモノ」って、自分じゃなくて、他人が評価するものだから、顧客のニーズの汲み取りが必要だし、「良いモノ」でも知ってもらえないと意味がないので、プロモーションも必要だし。そういったビジネス、事業づくり全般の知識や、メディアリテラシーを身につけられる会社に入りたいと思っていて、INCLUSIVEもそれに当てはまっていたので、選考を受けました。
その後、INCLUSIVEに入社することに決めたのは、「環境」がおもしろいと思ったからですね。

他のベンチャー企業と違ったのは、「環境」だった
——INCLUSIVEのどういった「環境」が、おもしろいと思ったんですか?
プレイヤーとしての力と、組織づくりのための力を、どちらも身につけられる「環境」です。
これにはストーリーがあって。学生時代に、ファイナンシャルプランナーとして個人事務所をやっている方に出会ったんですが、さっきの人生の目標をその方に話したときに、「自分に対して投資してくれる、あるいは応援してくれる、ファンをつくりなさい」とアドバイスをいただいたんです。だから、就学児がいるかも分からない家に突撃して(笑)、家庭教師の仕事をもらう、ということをやっていました。おかげさまで、一人暮らしでも生活には困らないくらい、収入もありました。
でも、そこで転機があって。はっきり覚えていて、確か7月26日、水曜日の、夕方の6時くらいだったんですが(笑)。部活でサッカーをしていて、鎖骨を折ったんです。そのまま入院して、手術することになりました。退院後も、1か月くらいは腕が自由に動かせなくて、仕事ができず、収入が断たれました。
そこで、自分の身一つで営業することはリスクだし、継続できないビジネスは、顧客への裏切りでもあると、あらためて思ったんです。自分がいなくてもサービスを継続できる、そういった組織・事業体をつくる力もつく環境を、選びたいと思うようになりました。
INCLUSIVEは、いわゆるベンチャーで、事業もどんどんつくるし、組織づくりもしていかないといけない、発展途上にある会社なので、プレイヤーとしての力と、組織づくりのための力が、両方身につくと思いました。
あと、社員の多様性も、おもしろいと思いました。自分は体育会のサッカー部でキャプテンをしていたのですが、部活はそれに興味がある人の集まりじゃないですか。でも、これからは特にVUCAの時代でもあるので、ビジネスはいろんなバックグラウンドの人たちで作り上げていくべきものだと思っていて。他に受けていたベンチャー企業は、いわゆるベンチャースピリットを持っている人が多かったんですが、INCLUSIVEの社員はある意味、目指す方向は自由で。自分みたいに事業づくりや組織づくりがやりたい人もいれば、純粋にメディアが好きな人もいて。そういった、多様性に富んだ環境で、ひとつの組織をつくって成長させていくのは、とても意味があると思いました。

——そうだったんですね。その後入社されてから、実際にどうですか?
事業づくりも、組織づくりも、結果を残せてきていると思っていて、自分としては満足しています。
最初の1か月の研修のあと、ウェブメディアの広告収益化の部署に配属になって、それから今まで同じ部署にいて、2年目の10月から「ユニットマネージャー」というポジションになりました。そのころは、上に部長代理がいたんですが、3年目になったタイミングで、チームのトップになって。やりたかった事業づくり、組織づくりをやっていいよ、と代表から言っていただけたのは、嬉しかったです。今は9名の部下を束ねていて、チームは大きくなっていますし、担当している事業も、右肩上がりに成長しています。

Aクラス人材が、
Aクラス人材を連れてくる組織に
——ちなみに、今目指していることはありますか?
この会社を、中にいる人が、外にいる人に一緒に働こうと言いたくなる、そんな組織にしたいと思っています。
スティーブジョブズの言葉で、「Aクラスの人材はAクラスの人材を雇う」というものがありますが、これからのINCLUSIVEには、さらに成長していくために、Aクラス人材がAクラス人材を連れてくる、ということが必要だと思っています。
まだ自分は実績が多くないので、全社に対して何かをするという段階ではないと思っていますが、自分のチームで試しながら、これまでこの会社にはなかったチームビルディングに取り組んでいます。
例えば、大きい目標を設定して、チームとして目指すところを示したり、属人化していたものを型にして、マニュアルをつくったり。また、リモートワークでもコミュニケーションが円滑になるように、チームで雑談タイムを設けて、心理的ハードルを下げたり。このように、すでにある理論を使いながら、もっと組織づくり、そして事業づくりでも、実績を残していきたいと思っています。
——今後の取り組みも、注目していきますね。ありがとうございました!