INCLUSIVEは、今後5年間で大きく事業ポートフォリオを拡張していく戦略を掲げています。ここでは、当社の中期経営計画において、特に注力していく3つの事業領域
- 非連続機会への投資
- 新規事業領域
- 地域メディアの展開
についてご説明いたします。
1. 非連続成長機会への投資

投資戦略の目的は、投資を通して新たな成長事業の軸をできるだけ速く作ることと、投資先の人材や企業文化を取り込むことによりグループとしての多様性やレジリエンスを高めていく事にあります。
5年間で今の事業規模を約10倍に伸ばしていくためにも、今の事業や組織だけにこだわることなく、広く成長機会に対してリーチしていく事で事業展開を加速化していく方針です。
新規事業領域

SaaS化については、当社がこれまで蓄積してきたノウハウや、現在展開しているサービスモデルをシステム化し、型化されたサービスとして提供する事により、より多くのクライアント層に対してサービスを提供していく事が狙いです。
新規ビジネスモデルの展開については、クラウドファンディング、個人課金領域、インフルエンサーや、EC領域等、今後も市場の拡大が見込まれる領域にさまざまな事業モデルを展開していく方針です。直近では、北海道の物産品に特化したクラウドファンディングサイト「COTAN」の展開などもこれに該当します。
地域メディア
リモートワークの増加や、家の周り・近距離での経済活動の増加にみられる地域回帰は、当面の間継続する事が想定されます。
こういった事業環境下で、地域領域におけるサービスの展開については、地域コミュニティ向けの情報発信(L to L展開)と、関係人口に対してサービスを展開していく(L to N展開)両軸で進めてまいります。

L to L展開については、地域コミュニティが必要としている情報を中心に発信するメディア展開を強化し、地域情報を流通させることで地域経済を活性化するお手伝いをして行きます。その中で、販促支援やPR関連サービスの展開など、地域経済が求める情報サービスを提供していきます。この軸では、まず大阪府枚方市で展開する「枚方つーしん」の事業モデルの横展開を推進していきます。
L to N展開については、地域主体の情報発信を強化する観点から教育事業を展開すると同時に、その地域に愛着を持つ域外ユーザーに対してサービスを提供する事業モデルを推進していきます。現在北海道で展開しているL to Nメディアである「北海道Likers」では、「COTAN」と連動したサービスを拡大させる等、L to Nモデルの成功仮説を検証している段階です。
上記の通り、INCLUSIVEでは新規事業領域に積極的に展開を行っていきます。新しいサービスの展開をこれまで以上に加速していく戦略ですので、新規事業領域に興味がある皆様のご応募もお待ちしております!